テレビ朝日『日曜洋画劇場』のパンフと『カーテン・タイム』のCD

一般

これは2017年6月1日に、以前のブログに掲載していた記事です。

復刻CDを作らせていただけることになり、
今取りかかっている4種類の音楽CDは、
数ヶ月後にある会社から発売させていただくので、
その時にと思いますけれど、まだ先の話・・・
実はライナー・ノーツの出だしの説明文を
どう表現しようかと迷っていました(苦笑)
曲の解説でなくて、CDそのものの企画の説明表現です。

というのも、『レコードのムード』の4種類のシリーズの時は、
自分で全部の監督を兼ねて作らせてもらったのですが、
今回は、そのアメリカ人アーティスト(故人)の
親族が監修という形となっているため、私としては、
やはり親戚一同様には満足していただきたいし、
御購入くださった方にも、楽しんでいただきたい
という気持ちで考えると、いろんな思いが
頭の中を駆け巡るのです・・・(笑)

そんなこんなで、適当に書物を眺めながら、
気分転換に(コンビニで調達した)日本酒をチビチビと
楽しんでおりました本日の真夜中、午前3時過ぎです!(苦笑)

写真の冊子は、
テレビ朝日が『日曜洋画劇場』20周年を記念に
作ったオールカラーの冊子(非売品)です。
巻頭には、解説でお馴染みの淀川長治 先生が
写真入りでコメントを書いており、
ヒッチコックの映画作品や、歴代の映画等が紹介され、
面白いのは「“ビッグ4”話題のCMメモリアル」と題されて、
懐かしいカラーCMのカットが載っている箇所でしょうか。

4つの会社のいくつかの懐かしいカット写真で、
例えば、1976年トランザムの「高見山」、
1977年Woodyクイントリックスという松下電器産業の
ブラウン管テレビのコマーシャル「イワテケン」、
1982年のサントリーローヤルのコマーシャル「ランボー」など。
さすがに古いものは知りませんが、カットを見ていて
「そんなのも、小さい頃テレビで観た覚えがあるなぁ・・・」
と思いました。

そして、写真のCDはその
『日曜洋画劇場』の旧エンディング・テーマを疑似ステレオにて
収録したモートン・グールド楽団のアルバム
『カーテン・タイム』です!
ちなみに『レコードのムード』シネラマ映画「世界の七不思議」編
の方は、純粋なモノラルにて収録しています。
『カーテン・タイム』は、流通会社を通していない
自主製作品なので当方のサイトにてお求めいただけます
が、
これを購入くださった方々からは、
とても嬉しい感想をいただいて、いつも有り難く感謝しております。

取りかかっているCDには、
本邦初どころか、世界初!復刻、または市販品にての
世界初音源化などもあり、モンド・エキゾチカ関係に
関心のある音楽ファンには、
腰を抜かす程びっくりされるに間違いなし!
というCDに・・・は大げさかも知れませんが(苦笑)
  

上記の文章を以前のブログに掲載したのは、
2017年6月1日のことでした。
それから4年近く経った訳ですが、
4タイトルの計画があっても、結局、完成出来たのは1タイトルのみ。
しかも非売品となって、アーティストの親族一同に
配られただけになりました。作らせていただいた事には、
感謝しかありませんけれども、世の中に復刻として
公開出来なかったのは残念です・・・また、日本での録音は
既にマスター・テープもレコード会社には残っていない
とのことですから、まぁいつか、残しておきたいと思いながら、
当時の古い文章を掲載してみました(笑)
 

© 2021 磯崎英隆 (Hidetaka Isozaki)

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