外山雄三 氏による1950年代のミステリアス録音

復刻CD


指揮者、作曲者として活躍した
外山雄三(とやま ゆうぞう)氏が、
2023年7月11日に長野県の
御自宅で亡くなられたそうです。享年92歳。

朝日新聞(2023年7月14日、金曜日)の朝刊、
訃報記事にて掲載されていました。

外山雄三 氏は、声楽家の外山国彦 氏の
三男として1931年5月10日に東京で生まれています。

1958年から、オーストリアのウィーンへ
留学されているらしいのですが、
この辺りのヨーロッパでの活動については
情報がないものの・・・ 
朝日新聞やウィキペディアの情報にも無い、
この時期の外山雄三 氏による
ヨーロッパ録音(の功績)をひとつだけ見つけているのです。


この録音は、1958年に外山雄三 氏が
日本政府から依頼を受けて、音楽を担当された
「ある場所にて演奏されたもの」なのだそうです。
当時、実際に演奏されたものを
ステレオ・テープで録音し、日本政府の公式な
許可を取ってレコード化したそうで、
この曲の「作曲者」も外山雄三 氏となっているのです・・・が、
録音を聴いてみると・・・???
 

当方復刻CD『ある場所の記録』(XT-686)
これは 『懐的音館』でお売りしてます。
  

このミステリアスな録音は、御興味のある方にも
お楽しみいただきたいと、当方復刻CD『ある場所の記録』(XT-686) にて、
共有させていただきました。
これを作らせていただく時には、録音に関わった当事者達も
既に連絡は取れなくなっていたので、
もう詳しいことは分からないままです。

本来なら、外山雄三 氏から
当時のお話を伺うことが出来たら良かったのにと、
今になって思えば、ちょっと残念なお話でした・・・ 

御冥福をお祈り申し上げます。
 
© 2023 磯崎英隆 (Hidetaka Isozaki)
 

このCDは『懐的音館』でのみ、入手することが出来ます。
他では売っておりません。

以下、一般市販されている外山雄三 氏のCDの一部です。

コピーしないでください。