音質の変化に驚いた昔のお宝を復刻!〜ブードゥー魔術のムード・ミュージック

『未知なる儀式』(EH-683)

もう随分と昔になってしまいましたが、
高校生の時に、横浜の伊勢佐木町にあった馴染みの
中古レコード屋さん(ディスク・プラザ)にて
入手したLPレコードの1枚です。

これはアメリカのマイナー・レーベルで、
盤の材質もプレスも粗悪なレコードでした。
当時使っていたミニコンポの
レコード・プレイヤー(針圧1グラム)では
まともにトレース出来なかったのか、
物凄い雑音だったのです。

しかしながら、作品の内容はとても良くて、
私の評価ではトップクラスに位置する程に
かなり上位にある作品のため、復刻したいと思うものの、
音質の面で少し迷いがありました(苦笑)

20数年前までは、録音したカセットテープで聴く事は
あったものの、レコードは、もう30年以上も
再生したことがありませんでした。
音質が悪いという記憶がありながら、復刻のために再生してみると・・・
物凄く良い音で聴けて、大感激したのです(笑)

今使っているのは、きちんとしたプレーヤーで、
針圧は3.7グラム・・・その位の針の重さでかけないと、
この時代のレコードは、きちんとトレース出来ないのでしょうね。
もともと材質とプレスは良くないので、どうしても
ノイズは入ってしまいますが、この音質で聴けるのは
本当に掘り出しものだったと思います。

この手の個性的な作品は、好き嫌いもあるかも
知れませんけれど、私としては大推薦ですので、
よかったら以下リンクの『懐的音館』にて
御試聴ください。
 

『未知なる儀式』(EH-683)