何か最近、心霊的なことを書いた記事に
アクセスが集まっているようで、
ひょっとしたらネタ探しのユーチューバー(?)が
多いのかと思っています。私も心霊ものは好きなので、
動画サイトを観たりしますけれど、
ほとんどは作りもの(インチキ)ですね・・・(笑)
構成的に、本物かどうか分からないほど
上手く物語を作っている動画は凄いと思いますが(苦笑)
年が開けると、毎年いろんな人達が「今年起こること」など
といった預言をします。
コロナ・ウイルスが人々の生活に影響を与えるようになって、
もう3年ほど経ちますけれど、はじめの頃、
医療でも経済でも霊能でも、専門家と称した人達が
沢山メディアに出て来ては「これからは〜になる!」と
言っていましたが、彼らの言ったことは当たったでしょうか?
神々からの啓示、警告・・・などと、相変わらず
御自身の商売のために言っているのをメディアで見かけると、
私は思わず吹き出してしまいます(笑)
2022年に話題になった霊感商法という問題・・・
つまり、心霊的なことで脅かしたり、
安易に物質的な幸福を得られる方法などで
お金を出させる商法です。
神様、神界からのお告げ(個人的なことではなく)は、
特定の誰かにお金を払わないと得られないのでしょうか?
また、神々からの啓示、警告などと言って、
それを信じた人達を思うようにコントロールしようと
考えている人(霊能者?)もいるかも知れません。
考え方として参考にするのはプラスになるかも知れませんけれど、
よくよく本当に考えて、御自身で判断するのは重要で、
偽物も多い「専門家と称する人」の話を鵜呑みにしては危険です。
近年は、よく言われるようになった
「今だけ、金だけ、自分だけ」という考え方の人達が、
政治家、役人を筆頭に増えてしまい、
世の中が荒れて来ると、そういった考え、環境に染まらないよう、
より気をつけなければいけないと感じています。
この「環境に染まる」というのは、
意識的にコントロールしないと難しいようです・・・というのも、
過去、私は下請け・孫請けまで使っている会社の職場で
3度(転職して3つの会社で)働いていたことがあるのですが、
例えば、職場の人達が、下請け・孫請けの人達を
人間的に見下し、そういった接し方を日常的にしていると、
いつの間にか私自身も、彼らにそういう態度、
口のきき方をしていて、それに気づいては、
これではいけないと意識して直していました(苦笑)
「仕事上の立場」での上下関係であって、
「人間的な」上下関係があってはいけませんよね。
人間的には誰でも対等であり、下請け・孫請けの会社で働く人達、
派遣で雇っている人達を「同じ人間」として
見なくなるのは恐ろしいことです。
そういえば、会社を辞めたものの仕事が見つからず、
警備会社系の会社に、派遣の仕事として
応募(説明会)面接したことがありました。
その会社では、派遣で使う人物を名前で呼ばず
「管理番号」で呼ぶこととし、
本人も自分のことを「管理番号」で名乗らせるそうです。
仕事先への交通費は出ず、仕事に行く前に、自ら会社に
電話をかけて「管理番号(何々番)これから出社します」などと、
職場入りや、退室時も同じように
(時給計算では勤務時間外なのに)連絡しなければならない
とのことでした。
他にも色々と会社都合の一方的な規則・罰則があり、
これでは人間としての自己肯定感なんて喪失するなぁ・・・と、
何だか悲しくなって、お断りしようと思ったら、
先方から「あなたのような人物はいらない」と先に
言われて断られました(苦笑)
ついでながら、(私の経験上、数年前まで)求人に応募しても、
合否に関する返信を何もよこさない会社
というのを多く経験しました。
逆に、合格採用通知をもらったのに、一切の連絡を
会社にしなかったなら、その採用担当の人は
どう思うのでしょうかね(苦笑)
応募したこちら側は、消費者でもあります。
何の通知もよこさなかった(または対応に印象の悪い)会社・
企業の商品やサービスに、お金を出すことは無いです。
そんな会社なら、私も入社しなくて良かったと思いますけれど、
やはりどんな関係であっても、「お互いが良い」という
結果になる行動を考える人物(または集団)のみ、
接する価値があると私は考えてます。
最初に正社員として入社した会社の社長は
「我が社のために、もっと尽くしたまえっ!」と、
いつも全社員に対し、事あるごとに言ってました。
経営陣が、サービス残業、サービス早出を
日常的に社員に強要している会社で、社員どころか、
下請け孫請けの人間にも「奴隷」のような扱いでしたから、
当然、去る人も多く、
企業も従業員も発展しませんし、得もしません・・・
今になってみれば、このような苦い体験も、
自分の成長に役立ったと感じていますが(笑)
追記:
※私が最初に入社した会社が「非公開の求人」として、
社名が求人サイトにリストされているのを数年前に見つけました。
社員への扱いが酷過ぎて、もう一般的な求人情報には出せないのかも知れませんね。
© 2023 磯崎英隆 (Hidetaka Isozaki)