インベーダー・ゲームが流行った頃は、1ゲーム100円で、
すぐに終わってしまいます・・・これは当時(子供だった)
自分の手に負える金額ではありませんでしたが、
日本中大騒ぎになった頃を知っている年代の方には、
あのプレイ中の音をすぐに思い出せるでしょう(笑)
ファミコンの前にもいくつかゲームの種類がありました。
例えば、任天堂の「ゲーム・ウォッチ」に、
テレビにつなぐ「ブロック崩し」ほか、
私も色々持っていました(今でもいくつか残しています)。
でも中身のゲーム(ソフト)を変えることは
出来ないので、ゲームが飽きると、
また別の個体を買わなければなりません。
で、カセット式にソフトが換えられる
「カセット・ビジョン」が欲しくて仕方ありませんでしたが、
その時代の私には高額で手が届きませんでした。
すぐ後にファミコンが出て来て、
これは、大はまりでした。
随分沢山のゲームで遊んでいると、
音楽が面白いと思うものも、中にはありました・・・
でも、それを音楽として鑑賞することになる
とは思ってませんでした。
「スーパーマリオブラザーズ」のサントラ盤が
発売されたという話題で、
ラジオが盛り上がったのも記憶にありますけれども、
そこから少しずつ、
サントラが出て来たんだと思います。
![](https://gloomy-sunday.com/wp-content/uploads/2022/02/megaten1.jpg)
ファミコンのゲームをしていて、
音楽がいいなぁと思って
最初に私が探した“ゲーム音楽”のサントラは、
この「デジタル・デビル物語 女神転生」でした。
CDに限っては、
最初に買ったものから番号のシールを
貼っていたので・・・購入が“1988年4月”!!!!
あぁ、もう34年近くも経つのかと、
びっくりしました(苦笑)
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これは近所のレコード屋さんに行って、
店のカタログを見せてもらい、
そこから注文したのではなかったかと
思うんですけれど、
ファミコンの音楽ではなかったのです。
良く見たら「オリジナル・ビデオ・アニメ」って
あります・・・。このCDジャケットの絵柄が、
ファミコン版パッケージ&攻略本と
同じなんですよね・・・ちなみに、
どちらも、まだ手許にあります!(笑)
音楽はファミコン・ゲームのものとは
全く別ですが、それでも
ゲームの内容を思わせる内容で良かったです。
ゲームは、ダンジョン内で出会った悪魔と
駆け引きして仲間にし、
仲間にした悪魔同士を合体させて、
また別の強い(あるいは個性的な)悪魔を
作り出して、一緒に攻略して行くという内容です。
ケルベロスをどうしても仲間に出来なくて、
後に合体させて作った記憶がありますが・・・
とにかく夢中になって、
FM東京の「ジェット・ストリーム」を
流していたはずなのに、気づいたら
明け方になっていた・・・という感じでした。
でも、ちゃんと学校には行ってましたよ(汗)
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そして、これから随分後、
本命ファミコン・ソフトの「女神転生」(続編のⅡも合わせた)
サントラCDが、1991年に
ビクター音楽産業より発売されました。
オリジナル・バージョン(召喚盤)と
アレンジ・バージョン(合体盤)の2枚組です。
召喚盤の作曲・編曲は、増子司 氏。
合体盤の作曲は、増子司 氏ですが、編曲は米光亮 氏になってます。
ブックレットもボリュームたっぷりで、
見応えがあります(笑)
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![](https://gloomy-sunday.com/wp-content/uploads/2022/02/megaten5.jpg)
ファミコンの電源を入れた時に始まる
タイトル音楽から聴こえて来て、これはもう
ゲームをプレイしたことのある方しか、
感動しないかも知れませんが、
今聴いていても新鮮で、素晴らしい作品です!
トラック04の「窓明かり」が、
もう何とも言えない・・・と思ったら、
新たにメロディーが加えてあるとのことで、
さらに素晴らしいムード・ミュージックになってました(笑)
当時、このゲームを楽しまれた方には、
詳しく書かれたライナー情報と共に、
このパッケージはお宝になると思いますよ。
中古でも入手の価値は十分にあるので、おすすめです。
たまに聴き返すと、本当に良きリフレッシュになる作品
として御紹介させていただきました。
すぐに御覧になれるよう、アマゾンのリンクを
張っておきますので、当時プレイされた方で
CDお持ちでないは、
御覧になってみては(笑)
ファミコン・ゲームは、もう
プレイする気力は無いなぁ・・・(苦笑)
© 2022 磯崎英隆 (Hidetaka Isozaki)