アナログ・レコードの「文化的価値を考える場」について考える

このブログや、懐的音館から配信のメールマガジン等でも、
時折書かせていただいてますが、
音楽の発掘は、インターネットが発達する前から
やっているので、時代の変化とともに、
色んなことを感じています。

現在では、ある昔の楽曲を探すのに、
ネット配信(ストリーミング)を使えば、
大抵のヒット曲はすぐに聴く事が出来ます。

でもインターネットが出て来る前では、
例えば『レコパル』などのラジオの週刊番組表を
買って来て、そこに古い曲が
かかりそうな番組をエアチェック(死語?)して
カセット・テープに録音して確かめたり、
中古レコードを探して(買って)聴いていました。
同じ曲でも、複数のアーティストが演奏していて、
お気に入りが分からなかったり、
同じアーティストでも吹き込み時期(レコード会社)の
違いによる、バージョン違いで「???」に
なったりもしたものでした(苦笑)

現在のようなインターネット環境であれば、
ある曲を探すために、時間もお金も節約できますけれども、
やっぱりネットが無い時代のような
プロセスがあった方が、付随する多くの収穫が
あったように思えます。
それを御存じない方に説明するのは、
ちょっと大変ではあると思うのですが、
知識だけでなく、感性や音楽体験の意味も含めて、
レコードの文化的価値をそれぞれが感じ、
考えられるような「表現の場」を作れないものかと、
最近思っています・・・ 

単にコレクションするための機会ではなく、
現物から見た文化的な側面といいますか、
私自身でもまだ頭の中に、まとめられていないのですが、
複数の媒体を合わせて、
近いものが出来ないものかと(笑)

今日(日付は昨日ですが)マスター・テープも存在していない、
ラジオ・コマーシャルのラッカー盤について
記事を書きました。
ネット上に音源は公開出来ませんけれども、ラジオとか、
復刻CDにてお聴かせ出来ることがあるかも知れません。

アトコ・ガソリンのレコード
Atco Gasoline (USA) のコマーシャル原盤(マスター)

Atco Gasoline(アトコ・ガソリン)のラジオ・コマーシャル
https://record-music.com/archives/711


ヒット・チャートものの作品は、確かに良質なものも
多いいのですが、実際には氷山の一角で、
埋もれている作品の方が、はるかに多い訳です。

歴史的、文化的な側面も、知識や感性として
楽しく味わいながら、
自分の心に残るような、自分の心の糧となる作品に出会えたなら、
それはあなた様にとって、本物の宝になります。
物質は、あの世に持って行かれませんが、
作品の思い出と、その感動は、財産として、
あの世に帰っても、永遠に所有することが出来ます。

 

 

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