(これは、2017年3月11日に元ブログにて掲載していた記事に、本日加筆したものです)
2011年3月11日に起った地震の直後から、
テレビやラジオは全部、このニュースに切り替わりましたね。
当日の夕方にテレビで見る、あまりに悲しい映像に、
いたたまれなくなって、私は一度、外に出て空を眺めました。
そして、この時に見つけた月に向かって祈りました。
今日亡くなられた大勢の方々が、成仏できますよう・・・
大切な人やペット、モノを失われた方達に、
少しでも早く、心の平安が多くもたらされますよう・・・
という内容だったと記憶していますが、
言葉にならない思いという方が正しかったかも知れません。
その時に祈った月を撮影したのが、この写真です。
自動のピントが合わなくて、
何枚か撮影しましたが、どれもこんな感じでした。
この月の下で、多くの方の悲しみがあったのを
決して忘れることはありません。
出来ることは限られますが、
被災された方々には陰ながら応援させてもらっているひとりです。
(2017年3月11日の記事はここまで)
今は2021年、3月9日の夜になりました。
まもなく東日本大震災から満10年になりますから、
テレビやラジオで、色々な特集が組まれたり、
その予告がされたりしていますね。
被害に遭われた方の中には、きっと思い出したくもない
と思っている方もいらっしゃることでしょう。
心の傷も、時間というものが、ある程度は薄めてくれる
ことと思いますが、辛いという気持ちには変わりませんよね。
お辛い方々が、少しでも多くの心休まる時を
得られますよう願っております。
© 2021 磯崎英隆 (Hidetaka Isozaki)