山田 耕筰(やまだ こうさく、旧名:山田 耕作)というと、
もう子供の頃から童謡で知ることの多い作曲家、指揮者です。
「赤とんぼ」「待ちぼうけ」など、
筆者の子供の頃(昭和50年代)には、小学校の
音楽の教科書に載っておりましたし、授業でも歌わされていますから、
今でも記憶に残っております。
その日本を代表する作曲家、指揮者のひとりでもある、
山田耕筰 先生は、本年の2026年で生誕140周年に
あたります。昨年(2025年)は、没後60年でした。
山田耕筰 先生の残した録音は、
世代的にSP盤(蓄音機でかける78回転のレコード)になりますので、
後の(45回転のドーナツ盤レコードが主流の)時代の筆者などには、
子供の頃に音楽の授業で聴かされる童謡は知っていても、
それ以外の作品では、あまり馴染みがありませんでした。
でも、オペラに歌曲、交響曲などもあり、
非常に幅広い音楽を手がけられていたことを後に知りました。
当時発売のものはSP盤なので、なかなか接する機会も
ありませんでしたが、日本コロムビアから復刻CDも出ておりますし、
近年では、インターネット上のストリーミングで
聴ける配信もあります・・・
ただ、筆者としては、昔の作品をストリーミングで鑑賞することは
“おすすめしません”。
SP盤、復刻CD、インターネットのストリーミングと、
聴き比べで判断しています。
写真にある、日本コロムビアの復刻CDは、当時のSP盤から
収録しているため、ノイズも多くありますけれど、
(ノイズごと隠して高音質化するような、極端なコントロールをしていない意味の)
音質的なごまかしをしていないので、当時の作品を
そのまま鑑賞できるような作りをしています。
筆者の作る復刻CDも同じですが(笑)
昭和の戦前から戦後にかけての時代、
「こんな音楽が日本国内に流れていたんだなぁ・・・」と、
当時を想像しながら、日本コロムビアの復刻CDでは、
山田耕筰 先生の作曲作品を歌う奥様(辻輝子 氏)の
オペラも楽しみました。
山田耕筰 先生は、半世紀以上もの御活躍をされた訳ですけれども、
最後に指揮をした吹き込み(録音)、レコードというのがあります。
そして、夫である山田耕筰 先生の指揮で吹き込んだ奥様の録音・・・
つまり夫婦のコンビで吹き込んだ、最後の録音になった
レコードも(復刻CDとは別に)聴きながら、
色んなことを思っておりました。

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書籍『レコードによる洋楽鑑賞の実際』山田耕筰(著者)日本コロムビア蓄音器、昭和7年10月
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