心霊記事を求める方が多いのか、それとも
何か神頼みの方法を探している方々が
多く来られているのか・・・?
・・・で、
以前のブログ記事のタイトルに「あなたを思う霊が」という
文面を書いておいて、何も説明しませんでしたから、
今回書いてみました。
私自身は、幼少の頃から幽霊を見たり、
声を聞いたりしていましたので、
これが「どういう意味なのか」をずっと探っていました。
周囲の人達に、まともに言葉にすれば
「頭がおかしくなったのでは?」と言われかねませんし、
大人になって、ブログといえども、世間的には
あまり良い方向には取られないでしょうね(苦笑)
でも善かれと思って書いていることです。
御興味のある方だけ、読んでくださればと思います。
身近な両親は、あまり霊を信じないため、
特に子供時代の私は、何か心霊的なことを言うと
対立することも多かったので、私としては今も
普段は「分かってもらえないもの」と思っております(笑)
そして私自身が思うこととして、
一般的に出回っている心霊の情報には間違ったこと
(話題の霊感商法、演出された作り話など)であることも多く、
これが混乱の元になります。
そしてこの世に生きるのに知らなくて良いこと
(不必要なこと、この世で意味のないこと)も
多々あるようです・・・
本題の前に、
「霊」という存在の状態について簡単に前置きしておきます。
人間は霊的な存在なので、例えば、
あなた自身・・・本体は「あなたの肉体」ではなく、
「あなたの肉体に宿った霊」です。
生きている人間は「幽体」というものに霊が入っていて、
ちょうど人間が服を着ているイメージです。
この幽体と肉体は、銀色の紐のようなもので繋がっています。
この銀色の紐が切れた時、肉体は現世で言う「死亡」となり、
本体である霊の抜けた肉体は「抜け殻(死体)」になります。
つまり死んでも、あなた自身は「霊」として存在しているのです。
一般的に言われる「幽霊」と言うのは、
人間が肉体を失って、幽体でいる状態のことを指しますので・・・
その場合は、一体、二体とか、一人、二人という言い方になります。
この状態は、よく廃墟などにいる「不成仏霊」で、
霊的には低い次元の存在です。
成仏して高い次元に上昇すると幽体を脱ぎ捨てて、
光のような、個体でない存在になります。
イメージとしては、「光」以外に「霧」とか「煙」のような感じ
ですから、1体とか、1人とか、と言った数え方は
(基本的には)出来なくなります。
高級霊となれば、そういった感じです。
で、本題の「背後霊」ですが・・・
一般的に言われている「背後霊」という存在は、
あなた自身(の霊)を生み出した「親に当たる存在」の一部です。
高い次元に存在する高級霊のため、
1人、2人という数え方ができません。
現実のこの世でも、
あなたを実際に生んだ「生みの親」には、
またその「生みの親(祖父母)」がいて、
その「生みの親」にも、また「生みの親」がいて・・・
というように、あなたの霊も分霊によって
同じように「霊の親」がいる訳で、
これを辿って行くと、
最終的には一つ(おおもと)に繋がります。
で、あなたが亡くなって、成仏した時に
幽体を脱いで霊界へ行く訳ですが、
そこであなたが元にいた本体(霊の親)と
統合することになり・・・「個体」ではなくなります。
分かりやすくするために、大雑把な説明ですが、
そんな感じで、あなた本体(霊)の親に当たる
一部の存在が、あなたの人間的成長(霊の格を上げる)
のために、あなたの側にいてお世話をしている・・・
それが「背後霊」という解釈です。
この背後霊は、あなたに現世的な
幸運をもたらす存在ではないようで、あくまで
人間的な成長(霊の格を上げる)のためです。
背後霊もかつて、この世で生きた経験がありますから、
あなたが頼み事をすれば、親心で
叶えてやりたいと思うそうです・・・が、
例えば小さな子供が「おもちゃ買ってぇ〜
(現世の大人としては、棚ぼたで大金が欲しい、
素敵な恋人を棚ぼたで私に与えて欲しい、等々)」と
両親に泣きついた時、
子供の成長を考える親ならどう思うか・・・
この世と同じです(苦笑)
肉体が滅びても思い出は永遠に残り・・・
例え、幽霊になっても人の心は同じなのです。
そんな暖かい音楽を以下にリンクしておきます。
© 2022 磯崎英隆 (Hidetaka Isozaki)