子供の頃に買ったカセットテープの音源が、レコードでは珍しくなっていたかも?

一般

これは2019年に当方の元ブログへ掲載していた記事です。

テレビ番組を観ていて、そのバック・グラウンドに
流れていた音楽を何気なく聴いていました。
どこかで聴いたことのあるディスコ・ミュージックで、
記憶をずっとたどってみると、
子供の頃に聴いていたカセットテープに入っていた音源
なのを思い出しました。
ですから、もうかなり前の話です(苦笑)

それで、その曲がとても気になったものですから、
昔のカセット・テープを探しました。
これ(下の写真)がその当時のカセットテープです。

『スーパー・ディスコ・ヒッツ』バレンタイン・デイ
30PTー29
日本フォノグラムから1982年に発売されたもので、番号からすると当時の定価は3000円。

「バレンタイン・デイ」という曲から始まり、
複数アーティストによるオムニバスです。
1982年に発売されたばかりの頃、
子供時代の私が入手して聴いていた現物で、
マンガの主題歌だけでなく、ラジオで流行りの
ディスコ・ミュージックやポール・モーリアを聴き、
加えてジョニー・ダグラス楽団の愛聴盤など、
片っぱしからカセットテープに録音して、
雑多な聴き方をしていました。

この時代は、買って来た(新品の)レコードを
カセットテープにダビングして、ラジカセで聴くのが
一般的な鑑賞方法だったかも知れません。
でも、それをすると音質が物凄く悪くなってしまうため、
カセットテープそのものを購入した場合は、
そのまま聴けるという利便がありましたね(笑)

このカセットテープは白人のグループが写っている
パッケージだったと記憶してますが、
それらも紛失してしまい、
手許にあるのはカセットテープ本体のみです・・・で、
ラベルには日本語の曲名しか書いていないため、
アーティスト名なども分からず、
数曲をネットで検索し、アーティスト名と
レコードを調べてみました。

当時アメリカで流行したような曲が多いにもかかわらず、
今となっては、案外レア盤が含まれている
かも知れません。見つからなかったのもあったので(苦笑)
まぁ今更、これらのレコードを探し求めるのもと思い、
このカセットテープを聴きながら
デジタルにダビングしてみました。
もう37年ほど経って耳にする音楽・・・は、
案外、頭の中に入っているというか、
覚えているものですね(笑)

この手の中古レコードは、中古レコード屋の
在庫過剰で大量に廃棄されてしまったのかも知れない
と思いながら、私が子供時代だった
ディスコ・ブームの背景をしばし夢見ていました・・・
別に踊る訳ではないのですが、ディスコ・ミュージックも
気分が明るくなっていいですよ(苦笑)

 © 2021 磯崎英隆 (Hidetaka Isozaki)

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